中世音楽バンド イベロリベロ
中世音楽バンド
イベロリベロ
スペイン、ガリシア、その周辺の中世音楽
イベリア半島に響いた中世音楽をレパートリーの中心とする
歌と楽器による古楽バンド
自由闊達で輝きと悦びに満ちた中世音楽を奏でる
藤沢エリカ ...ヴォーカル
森川拓哉 ...中世フィドル
富川勝智 ...ギテルン&ギター
立岩潤三 ...パーカッション
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ライブ
2025.2.8 (sat) 19:00 start (18:00 open)
会場:On a slow boat to...(地下鉄各線「神保町」駅最寄り)
チャージ:3500円+2オーダー
ご予約・お問合せ info@iberolibero.jp
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2024.10.22 レポート:レクチャー&コンサート@慶應義塾大学日吉キャンパス
レクチャー&コンサート「聖母マリアの頌歌集」@慶應義塾大学
昨年(2024年)の10月22日、慶應義塾大学 日吉キャンパスでの『ライブラリーコンサート』にて演奏させて頂きました!
中世スペインの歌謡集『聖母マリアのカンティガ集』(Cantigas de Santa Maria)を取り上げる、
レクチャー&トーク、そしてコンサートでした。
最初に、この歌謡集が編纂された歴史的背景やその意義について、また、写本の美学的側面についてなどのお話しが
慶應義塾大学の瀧本佳容子先生と東京外国語大学の久米順子先生からありました。
手前に見えているのが、豪華写本 Códice Rico のファクシミリです。大きい...
そしてイベロリベロの演奏。カンティガ集から
Prologo <Porque trobar>
100 <Santa Maria, strela do dia>
157 <Deus por sa Madre castiga>
77 <Da que Deus mamou o leite do seu peito>
10 <Rosa das rosas>
353 <Quen a omagen da Virgen>
166 <Como poden per sas culpas>
111 < En todo tempo faz ben>
~ 225 <Muito bon miragr' a Virgen faz>
425 <Alegria, alegria>
を取り上げました。157番と353番は日本語の語り付きで。
最後に、質疑応答タイム。
講演者のお二人から、さらには参加者の方から、ご質問を頂きました。
楽器のこと、楽譜のこと、歌詞のこと、アレンジのことなど。
ロック風<カンティガ1番>の模擬演奏は盛り上がりました!
会場では、豪華写本のファクシミリに触れることもできて、
参加者の皆さん、とても喜んでいらっしゃいました。
アンケートでは、「中世の音楽を初めて聴いた」というお声も多く、
その楽しさが少しでもお伝え出来たのなら、そして
さらに楽しんで頂ける入り口やきっかけになって頂けたのなら良いなぁと思います。
貴重な機会を頂き、ありがとうございました。
企画実現にご尽力頂きました瀧本佳容子氏に心より感謝申し上げます。